アパレル販売職の採用業務を通して見えるあれやこれやについて書いてます。
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〜アパレル採用担当の窓口から〜

アパレル販売職の採用業務を通して見えるあれやこれや

「ゆるふわ労働観」について①~「しょうらいのゆめ」とキャリア教育から~

仕事 採用

大人になったら何になりたい?とたいていの人は幼少期に「しょうらいのゆめ」を訊かれていると思います。

そしてたいていの人はその時その時に許される想像力をフルに使って憧れる大人の職業を回答していると思います。

(もちろんサッカー選手とかユーチューバ―とかパパのお嫁さんとか、本気で思っている子供もいるでしょう)

自分はたしか幼稚園の時は先生と答えた気がする。

大人が何らかの意図をもってアンケートを回収しているのは理解しているのだが、一体どんな意図なのかさっぱりわからない。

意識調査とは言えそれが何かに反映されたことはあるのか?キッズ向けビジネスとか?

 

ところで文科省からキャリア教育が必要とのお達しがあって実際に行われているようなのですが、

平成23年中央教育審議会によって

「一人一人の社会的・職業的 自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して,キャリア発達を促す教育」と定義されています。

職業観・勤労観を育む学習プログラムの枠組み(例)を見てみると、小学校中学校は集団生活を基に社会性を育み、高校では社会においてどう動くかを学ぶようです。

中学高校でも職業体験をするところもありますね。

しかしながら、

「職業の世界の実際を把握する機会を与えられず,自己の在り方を職業生活や社会生活とのトータルな関係で考えることができないままに,将来への希望や自信,働くことへの意欲が持てないでいる若者の姿が見られる。」ということも把握しているようです。

キャリア教育とは何か - 文部科学省PDFより)

 

…なんか、なんかなー…(朝ドラ「べっぴんさん」でバズらなかった主人公のことあるごとに発せられるセリフ)

 

仕事をするということはお金を稼ぐこと、この視点抜けてません?と思うのです。

働くというのはあくまでもお金を稼ぐ手段のひとつで、ほとんどの人間はその手段としての労働に従事する。

その点では正しいが、あたかも受験のように、働ける場所に辿りつくことが目的になっているようになっていませんか。「しょうらいのゆめ」を問われるように。

「働くことへの意欲が持てないでいる若者」も、お金は欲しいと思うんだよね。

その層にアプローチするためにも、お金を稼ぐことの大切さをしっかり伝えることが大事なんじゃないかなあ。

 

※基礎研究とかすぐに金銭的価値が与えられないことに従事することは当然ある。それはまた別として。

※働く場所を見つけることが困難な人がいるのも知っている。それもまた別として。

 

お金を手にして自分の人生を主体的に生きられるようにする、ことが大事だと自分は思います。

 

障がい者等の就業しない(できない)人については

 自分の人生を主体的に生きることには社会保障制度に参加することも含まれると考えるので

 彼らがお金を稼がないことにはこの視点からは問題はないかと。

 我々労働者は社会保障制度の公的扶助を受ける立場にいつでもなり得る存在でしょ?

※もちろん詐取や簒奪などイリーガルな手段でお金を稼ぐことはダメ、絶対。

 

<続く>