アパレル販売職の採用業務を通して見えるあれやこれやについて書いてます。

〜アパレル採用担当の窓口から〜

アパレル販売職の採用業務を通して見えるあれやこれや

採用難易度について

「採用コストは全体では下がっているけど採用難易度の高いところは逆に上がってるんだからな。もっと結果を出すことにこだわれ」って言われて遺憾の意を表明したいわたしだよ。全体のコストを下げるようにしているのは採用難易度の高いエリアの求人に課金するリソースを確保するためなんです。集中と選択ってやつっすよ。わかってよベイビー。

 

愚痴から入りました。ごめんなさい。

 

採用難易度は、人口が少ないエリアだけが単純に高いわけではありません。首都圏エリアは面接実施率が下がるために難易度が上がる、ということもあります。他にいくらでも仕事が選べる都会が故の結果ですね。実に気楽に応募してくださいますよ!

 

よく、応募が来ない企業は魅力がないからしょうがない、とディスプレイの向こう側の方がdisられるのですが、そもそもそこまで企業研究しているやつ、いるんすか?どの代理店もアルバイト探しの傾向について調査したデータを出していますが、それを見たことあるのかな。

ほどよい場所で、自由にシフトが組めて、そこそこの時給と仕事内容っていうのが安定したラインで、そこの価値判断はレイヤーが重なるほど多岐に渡るため決定的にこれと言った理由なんて出てこないと思うんですがね。と、見えない敵と戦ってみる。

 とりあえず郊外に出店するときは採用計画も見込んでからにしてください、とディベロッパー様にお伝えしたい所存。働き手がいない、ということはお客様の数も減るということですし。(その点リゾート地は本当に厄介で、住民が減っても外来者は多いので、居住労働者数減少により労働環境は悪化していきます。ああ恐ろしい。)