アパレル販売職の採用業務を通して見えるあれやこれやについて書いてます。
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〜アパレル採用担当の窓口から〜

アパレル販売職の採用業務を通して見えるあれやこれや

アパレル販売の実態②~ノルマ、ノルマってなんだ~

よくアパレル販売職経験者の怨嗟として「ノルマ」という言葉が使われます。

Twitterで『アパレル ノルマ』で検索するとここにもあそこにもノルマやだマンが!

 

 

ノルマ【norma】

①個人や工場に割り当てられた、一定時間内・期間内になすべき生産責任量。第二次大戦後、シベリア抑留者が日本に伝えた語。

②転じて、各自に課せられた仕事などの量。 「-を果たす」 「-を達成する」

大辞林 第三版より)

 

 

アパレル販売職においてノルマというのは「個人売上予算」のことを指します。

スタッフ一人当たりこれだけ売ってね!というものです。

「個人売上予算」は「店舗売上予算」を基に、販売員の人数や各個人の能力に応じて割り振られます。

この予算目標を、お客様に喜んでいただける形で達成させることに、販売員は日々努力しているのです。

もちろん、様々な要因で未達成になることがありますが、労働法第16条によってペナルティを課せられることはありません。※順法意識の無いところはあるかもね

 

ではなぜ予算があるのかというと、当たり前のことですけど利益を得るためですよね。

商品の売上金額から人件費や経費が支払われるわけです。

ノルマやだマンはこのあたりをどう認識しているのかしらん。

 

アパレル販売員のおきゅうりょうってなにでできてる?

おさとうとスパイスと すてきなものみんな そんなもので できてるよ

 

そんなことはないわけで。

 

ただし企業側は一方的に予算目標を与えるだけではなく、販促やノベルティなど目に見える形でのバックアップと

研修やOJT、また販売戦略の落とし込み等の目に見えない形でのフォローが必要です。

そういう部分を無視して稼いで来い、と言われる予算目標はとても暴力的ではないでしょうか。

 

整理します。

アパレル販売職における「ノルマ」問題とは下記の2点です。

①予算が立てられていることの意味を販売員側が理解していないこと

②技術や戦略を教えることなく予算達成だけを企業が求めること

 

若年層採用の仕事を通じて①と②の問題を強く感じる今日この頃です。

①に関しては先のブログで書いた「ゆるふわ労働観」に通じるんですよねー…

②に関しては納得いかなければ企業の仕組みを変えていくか、労働契約解除(退社)のどちらかでしょう。

 

ちなみに自分はアパレル大手にいた時の上司に「お給料は自分で稼ごう!」と言われ続けたものです。

ところが戦略面が弱くてですね…

さらにリーマンショックが重なり…ひぃっ…