アパレル販売職の採用業務を通して見えるあれやこれやについて書いてます。

〜アパレル採用担当の窓口から〜

アパレル販売職の採用業務を通して見えるあれやこれや

採用コストは必要経費だが

採用コスト(タウンワークバイトルマイナビ等の求人広告費)を下げるために自分が何をしているかについてです。

 これは単純に、求人広告を出さなければよい、で終わる。しかしそういう訳にはいかない。なぜならアパレル販売職の離職率はとても高いからです。

 

となると、いかに効率よく予算を分配するかの指針を作るために求人費データを取って分析するところからスタートすることに。

前任者が数値データを取っていなかったために数年分つくりました。規模が小さい会社とは言え、2日に1人の入退社ペースだと結構な量です。どの媒体を見て応募してきたとか、アルバイトなのかパートなのかとか色々。そしてそのデータを基に欠員が発生した店舗の求人媒体を選定するわけです。

また、離職率を下げるために様々な取り組みを行います。ES面の工夫、評価基準の見直し、高校新卒採用の取り組み、等々。 

これまでに会社がしてこなかったことにトライしています。ただお金を右から左に動かしても、求職者は動かんのだ。尚、コスト減に限界が見えてきた模様…

 

ちなみに、自分がバイト探してる時とか転職活動してる時とかそれにお金かかってるなんて全然考えもしなかったです。当然っちゃあ当然か。テレビのCMとかキャンペーンとか見ても「金かけてるな~」くらいにしか考えないし実際にどれくらいの予算がかかってるなんて推測する必要なんてないしな。

 

採用コスト下げたらその分サービス向上にリソースまわせるんだ!だからみんな、面接のドタキャンやめような!

 

 

~アパレル採用担当の窓口から~

自分の仕事はアパレル業界の末端での採用業務です。この仕事に就いてからまだ2年弱、能力的には素人レベル。でもそれまでの販売職経験が長いため、そこそこ歳は取ってます。

 日々の仕事を通じて感じたこと考えたことをアウトプットしてみたく、つらつらと書いてみようと思います。

 

自分の仕事の内容は、ざっくり言うとアパレル販売職のアルバイトスタッフの採用です。会社の規模は小さく店舗数はアベレージでひと月の日数くらいしかないのに、(新店オープンや閉店があるからね)それを専任でやっています。

その規模でアルバイト採用だけしているなんて、それで給料貰えるなんて楽なんじゃねーの?と自分を鳥瞰すると思うわけですが…。(他社さんは人事採用総務兼任だったりするじゃないですか。)採用業務のクオリティを上げようと思ったらなかなか大変だったりするもんです。

 

では何が大変か。

 自分の最大のミッションは採用コストを下げること。

採用コストとは主にタウンワークバイトルマイナビ等の媒体の求人広告費のことを指します。(もちろん、面接や採用にかける人的コストも採用コストではありますが)このコスト、自分の入社前は平気で4桁万円かけてましたからね、アパレル不況の時代にそんなんだったら早晩会社が立ち行かなくなります。採用コストを下げるためにはどうしたらよいか、知恵を絞るわけです。

 

次回は採用コストを下げるために自分がしていることを書いてみようと思います。

 

あ、ちなみにこのブログはよく求人広告代理店のサイトにあるような「さいようかつどうのあどばいす」的なブログではないです。でも誰かに読んでいただけたら嬉しいな、ご意見いただけたら嬉しいなと思って書いてます。

いずれ労働観についてアウトプットしたいなあと考えているのでそのために。

 

よろしくお願いします。